アメリカに帰国した元少女時代 ティファニーの現在

2000年代にK-POPブームの礎を築いた

少女時代

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ついに5人になっちゃいましたね。もうアイドルとしては殿堂入りレベルの功績と、みなさん20代後半にさしかかり、それぞれの道を歩み始めたということだと思うのですが、少女時代を有する事務所”SM Entertainment”は、韓国系アメリカ人や韓国系カナダ人など、血は韓国だけどアメリカ・カナダで生まれ育った人材を積極的に採用しているイメージがあります。

Red Velvetのウェンディー

元少女時代のジェシカ

アメリカやカナダの生活からいきなり韓国芸能事務所の管理下に入って、言葉や文化の壁に戸惑いながらもダイエットに励む過酷な生活送ってたんだろうなっていつも思いながら見守っていました。(ウェンディーに関しては肌の白さがすごすぎる)

元少女時代の

ティファニー

が、少女時代脱退後、祖国アメリカに帰国しアーティスト活動を行っているようなので、気になって色々調べたことをまとめました。

ちなみにティファニーのアメリカ時代はこんな感じ

ザ・アジア系アメリカ人ですよね!本当にそうだから当たり前なんですけど。健康的な体型と日焼けした肌がまさに。

ちなみにこの高校のYearbook(卒業アルバム)の写真もよく出回っていますね

アメリカとか欧米ではよくYearbookの自分の写真の下に一言メッセージを入れるのですが、Instagramなどで、ティファニーがそこに“You’re all going to regret not dating me in high school” (みんな高校で私と付き合わなかったこと後悔するよ)と書いていたという画像が出回っているんですね。それはティファニー本人が偽者だと発言しているようです。そしておちゃめなティファニーは「本当にそう書いてたらよかったんだけどね!」と言っています。笑

ティファニーは15歳で生まれ故郷のカリフォルニアから韓国に移り、その2年後の17歳で少女時代としてデビューしました。韓国に移る3年前にはお母さんを亡くしています。10代で辛い経験を乗越えたんですね。その後10年間少女時代として活動した後、2017年に事務所SMエンターテイメントとの契約を終了。現在は故郷のカリフォルニア・ロサンゼルスで演技の勉強をしながら歌手活動を行っています。

ティファニーの韓国名はミヨン(Mi-young)で、アーティストとしての自分を表すティファニーとかけあわせて現在ティファニー・ヤングという芸名で活動中。

ティファニー・ヤングとしてリリースした第1曲目がこちらのセクシーコンセプトの

Over My Skin

そして2曲目がこちらのポップでキャッチーコンセプト(少女時代ヒョヨンもゲスト出演!)

Teach You

また、10代で韓国に引っ越したときに「なんで道行く人はみんな笑顔じゃないの?なんで”どういたしまして”って言わないの?」と当然カルチャーショックを経験したそうなんですが、10年韓国で過ごして生まれ故郷に帰ってきても、逆カルチャーショックに苛まれたようです。アメリカ西海岸では皆とてもリラックスしていて、自分の時間で動いていて…それが久々で逆に新鮮だったそう。

少女時代としてアジア各国をくまなく回ったのでソロではアメリカを拠点に活動し、学校で演技や作曲などを学んで自分の作りたい音楽をやっていきたいとのこと。

そして何より感動したのが、アメリカのエンターテイメント界でのアジア人の立ち場に対するコメントです。

「最近、ハリウッドのウォークオブフェイム(LAにあるエンターテイメントで功績を残した人の名前が☆マークとともに地面に飾られている通り)アジア系エンターテイナーの名前がいくつあるのか調べていたのですが、一握りにも及ばない数で、これは馬鹿げてると思いました。アジア系アメリカ人の知名度を上げることに情熱や使命を感じています。アメリカではアーティストとして新人ですが、K-POPは音楽とは多様性があり平等であるのだということを世界に教えてくれました。ゆっくりですが確実に、世界は変化していっています。私もその一員になりたいと思っています。」

「子供の頃、音楽産業においてアジア系アメリカ人の存在を見かけたことがありませんでした。そしてBoAを見つけたんです。”彼女みたいになりたい!”と言いました。そして今、私がここ(アメリカ)にいることで若いアジア系アメリカ人の世代が”私もこれやってみたい。私も夢を追いかけてみたい”と言ってくれることを願っています。

アメリカのエンターテイメント界では、ダイバーシティ(多様性)を重視する動きが活発になっています。そして、映画「クレイジー・リッチ!」をはじめ、今まさにアメリカのエンターテイメント業界でアジア系俳優たちの存在感が強まってきています。音楽業界でもティファニーのように牽引してくれる存在が必要ですね。これからも頑張ってほしいです!