MiiR ミアー タンブラー レビュー! コード入力でプロジェクトに参加!


みなさん!マイカップは持ってますか!?
私は職場にいくつかカフェがあり、眠い日が続くとコーヒーを毎日のように買っていた時期がありました。お財布に毒なのは言うまでもないですが、何より私一人のコーヒー1杯のために紙カップ・プラスチックカップ、プラスチック蓋もしくはストローがゴミになっていくのがなんと勿体無い…と気づき、それ以来マイタンブラーを持参しています。

色々なメーカーから実にたくさんの種類のタンブラーが発売されていますが、毎日使うものだし、仕事で行き詰ったときに一息つくとき眺めてテンション上がるか癒されるデザインかつ保温性やメンテのしやすさを両立する優秀なタンブラーを探しておりました。

そして今回、私の相棒となったのはMiiR(ミアー)というブランドのこちらのタンブラー。アボカドトーストがメインに写っちゃっててすみません!今回はこのタンブラーの口コミと、MiiRというブランドを紹介します。


シリコンバレーにある大好きなVoyager(住んでないのにすでに10回近く通ってしまったのでいつかこの愛をつぎ込んだ記事を書こうと思います。笑)というカフェのロゴ入りのものを買いました。


諸々の感想

お値段
税込み22ドルで買いました。アメリカで買ったほうが安い。 MiiRはCo-brandingが無料らしいので、MiiR以外のビジネスのロゴが入っていても値段は変わりません。すごい!

サイズ
私が買ったのは12ozです。ミリリットルに直すと354.88mlなので、世間のトールサイズが十分に入る大きさです。 タンブラーのサイズは6ozから20ozまでありますが、他にも密閉できるトラベルタンブラーや、下のMiiR公式IGの投稿にあるのはワインタブラーだそうです!か、かわいい

使い心地
上の写真のはじにちょこっと写ってますが、透明の蓋に飲み口の穴が空いていて、蓋をつけたまま飲むことができます。シンプルで良い。密閉はできないので、中身を入れて持ち歩くことはできません。
Thermo 3D ™ Double Wall Vacuum Insulation Technology というののおかげなのか、二重構造なのに薄くて軽いです!

メンテ
蓋はプラスチックですがもちろんBPAフリーとのこと。蓋にはゴムパッキンがついてますのでそこのメンテはしっかりしないといけないです。



MiiRブランドの背景と創業者について

MiiRを立ち上げたのは Bryan Pape(ブライアン・パペ)さん。 2006年、当時20歳だった彼はスキービデオを撮影し、何人が見てくれていくら儲かるか?ばかり考えていた普通の若者でした。ある日、撮影中に木に衝突し、右足の大腿骨を骨折。木のふもとで動けなくなり、死を覚悟したとき頭に浮かんだのは2つのこと。1つは、当時のガールフレンド(現在の妻)を結婚するべきだということ。2つ目は、自分の葬式で友達は自分のことをなんと言うのだろう?だったそう。
そして、自分は何も成し遂げていない…1996年に他界した彼の祖父は自ら事業を始め、成功を収めながらもコミュニティーに貢献した人でした。そんな祖父のお葬式で、生前の友人たちが列をなし、彼の功績や貢献を話していた光景がとても印象に残っているようで、 もし死ななかったら、自分も祖父のように何かコミュニティーや周囲の人へ貢献できるような人になりたいと誓いました。


そして2010年、ブライアンさんはMiiRをローンチしました。テーマはビジネスと慈善の両立。そこでMiiRは ”Product to Project™「製品そのものをプロジェクト化する」” というビジネスモデルを確立します。つまりは、 購入される製品の一つ一つがプロジェクト基金となる、その過程を購入者がトラッキング して確認できるビジネスモデル、Giving projectを構築したのです (sun-west.co.jp/miirより抜粋)

まぁこう文字ばかりで説明されてもあんまりしっくりこないと思いますので、私が買ったタンブラーをプロジェクトに紐付けたプロセスをご紹介したいと思います。


プロジェクト参加のやり方

Give Codeの確認
タンブラーの底にGive Codeなるものが印字されています。したの画像ではモザイクかけてますが、アルファベットと数字の組み合わせです。


Give Codeの入力
MiiRの公式ウェブサイトでアカウントを作り、Product to ProjectのページでGive Codeを入力します。


自分が貢献したプロジェクトが判明!
私が今回買ったタンブラーはアメリカのコロラド州にあるWomen’s Wildernessという非営利団体への基金になりました。まだこの団体の活動を100%理解できていないのですが、メインストリームの「アウトドアカルチャー」に馴染めない女性、有色人種の女性、LGBTQ2+の人などに荒野でのアウトドア経験ができるコースを提供しているようです。アウトドアのスキルがあり、女性のロールモデルとしてコースを引率してくれるインストラクターと共に、自己肯定力や自信、エンパワーメントを目指すとのこと!え、私がこれ参加したいけどコロラドとおいな。。泣



まとめ

MiiRは製品のデザインも洗練されていてかつシンプル。それだけで十分魅力的なのに、慈善事業とビジネスのコラボレーションという新しい価値観を提供している点が斬新で、これが一番の人気の理由なのかもしれません。

どうせお買い物するなら少しでも何かためになるものを。アメリカの若い起業家たちは自由な発想で次々にこうした新しいアイディアを生み出していっています。

私の好きな言葉で、Imperfect action is better than perfect inaction.というのがあります。つまり、完璧でなくても行動を起こすほうが、完璧な行動が起こせるまで何もしないよりはマシ、ということです。極端な例ですが、ザッカーバーグ氏のように富を築いてから巨額の寄付ができるようになるのを待つよりは、今できるところから始めるのにこのMiiRタンブラーで何かに少しでも貢献できたらいいのではないでしょうか!