アジア系アメリカ人映画 search/サーチ 監督・キャスト・あらすじ

日本でも10月下旬に公開されたサスペンス映画「search/サーチ」

 

 
 
 
 
 
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舞台はアメリカのサンノゼ、主人公は韓国系アメリカ人一家

というなんともこのブログ得な設定の映画なんですが、クレイジー・リッチ!に続き2018年アジア系アメリカ人映画で話題になっている作品です。私も実際に鑑賞して面白かったので紹介しつつ全力でおすすめしようと思います!

伏線だらけのサスペンス映画なので、勘がいい人、注意深い人はみながら犯人つきとめられると思います。伏線考察などは専門の皆様にお任せしておきます。


基本情報

原題: Searching
アメリカ公開: 2018年8月
日本公開: 2018年10月
監督: Aneesh Chaganty
主演: John Cho, Debra Messing, Michelle La


監督について

インド系アメリカ人。私も大好きな映画「シックス・センス」の監督 M. Night Shyamalan (この方もインド系) に影響されたそう。「インド系でもここまでの映画を作れるんだ」と感銘を受けたそうです。この映画の中にも一瞬M. Night Shyamalanの名前がスクリーンのどこかに出てきます!

最初の作品は全編Google glassで撮影した”SEEDS” という作品で、高評価を受けています。

 

 
 
 
 
 
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主演キャスト

主演はスタートレックシリーズでも知られているJohn Choです。 突然失踪した娘Margotを懸命に探す父David役を熱演。

Davidと共に懸命にMargotを探す刑事 Rosemaryを演じたのは Debra Messing です。ドラマSMASHで一躍有名になりました。華やかなSMASHでの姿とは一変、仕事熱心な刑事に扮しました。

失踪する娘Margotを演じたのはMichelle La。韓国系アメリカ人でロサンゼルス出身です。年齢わからないんですけど大学出て結婚されてるそうなので、20代半ばか後半かと思われます。なんと演技をしようと思ったのはつい最近!それまでは政府の科学者としてロサンゼルスで働いてたそう。三年半働いた頃、結婚した1週間後くらいに「演技やってみたい」と思い立ち、演技のキャリアを始めました。演技のクラスを受講し、50回くらいオーデションに落ち続け、ついに掴んだのがこの大作のMargot役でした。

 

 
 
 
 
 
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感想とオススメポイント

1. 普通のアジア系家族が描かれている
この映画では普通の韓国系アメリカ人の家族が描かれています。映画のジャンルが違うのでクレイジーリッチ!と比べる必要はないとは思うんですが、クレイジーリッチ!ではとにかく一般市民の我々とは程遠い超金持ちが描かれていて、クールなアジア人ってここまでのレベルじゃないと認められないの?って思って全く親近感もなにも湧かないんですよね。このサーチでは本当に一般の韓国系アメリカ人家庭の話で、舞台もサンノゼ・シリコンバレーなので現実味のある設定なのが良いです。

2. 全編スクリーン画面の映像で話が進んでいく
とにかくパソコンのスクリーン上で話が進んでいきます。パソコンを開けてメールを見る。メッセージを送る。色々なアカウントにログインして情報を探す。FaceTimeで話す。などなど、情報量が多すぎて途中すこし画面上の文字読むのが追いつかなくなることがありましたが(笑)新しい試みなので新鮮な感覚で終始スクリーンにのめりこんで観ることができます!

3. 伏線だらけ。注意深く見れば謎が解けるかも!
とにかくパソコン画面上の情報量が多く、話に無関係な情報もあれば、謎解きに必要な情報もスクリーン上に散りばめられており、主人公Davidとともに謎解きしながら話が進んでいく感覚が面白いです。そして注意深い人、勘が良い人はDavidよりも先に真実にたどり着けるんじゃないかな?と思います。


まとめ

クレイジーリッチ(映画クレイジーリッチ!をやっと見たので感想を述べる)

Netflixの好きだった君へのラブレター(Netflix 好きだった君へのラブレターがかわいすぎる)

この2作に続きこの作品も2018年アジア系アメリカ人映画の躍進を語るに欠かせない一作として大きく取り上げられています!

ちなみに、この映画の舞台であるサンノゼ のSouth Bay出身の私の彼的には、もうSouth Bayにはこの映画に出てくる程、白人はいないよ…とコメントしておりました。それ以外は非常によくサンノゼ という舞台を再現できてるそうです。

まだ見てない方、一度見てみてください。アジア系どうのこうのと言う前に、サスペンス映画として本当に良くできていて、面白いのでオススメです!