【2023年4月ルート】ロスガトスDMV運転試験レポート
ベイエリアに引っ越してきてから早4ヶ月、落ち着いてきたのでロスガトスのDMVにて運転の実技試験を受けて、一発で合格できました!他の方のブログやYouTubeビデオに助けていただいたので、私の経験もどなたかの役に立てばと思い、当日のレポートと走行したコースをブログに残したいと思います。
ちなみに日本では月に1回運転するかしないかのペーパードライバーでしたので非常に不安でした。そんな私でも練習の末、無事にパスできました。これから免許を取得する方も安心して頑張ってください!
目次
DMV選び – ロスガトスが簡単というのは本当か?
ベイエリアに住んでいる方なら一度は聞いたことがあるはずの「ロスガトスのDMVの運転実技試験が一番簡単」。
しかし、合格率を見てみると必ずしもロスガトスが特別高いというわけではなさそうです。
<Bay Area DMV Road Test Pass Rates>
San Francisco – 75%
San Mateo – 53%
Redwood City – 70%
Santa Clara – 65%
Los Gatos – 63%
San Jose – 62%
出典:http://roadtestpassrates.com
ちなみに、「ロスガトスが一番簡単」という噂はベイエリア育ちの夫が学生の頃、すなわち20数年以上前から既にあったそうです。(余談ですが、当時は「オペラガイ」というあだ名の名物試験官がいて、その人に当たった人は絶対にパスすると有名だったそうです)
今回ですら、実技試験の予約を入れようとしたら、サンタクララは翌日に予約可能、しかも空きの時間枠がたくさんあったのに対し、ロスガトスは3週間以上先しか予約できませんでした。現在もロスガトスに受験者が集中しているのは事実です。
簡単かどうかは別として、それでもロスガトスがおすすめな理由がいくつかあります。
① ロスガトスは高級住宅街のため、交通量がそこまで多くはない
② 人口の平均年齢が高いので、他のドライバーが比較的優しい(実際にRight of wayの車が道を譲ってくれることもしばしば)
ロスガトスを走行する上で注意したいことは:
① 時間帯によっては自転車が多め。特に天気の良い週末に練習するとたくさんいます。右折時の巻き込み確認は確実に
② 時間帯によっては歩行者も比較的多め。特にDMV周辺は犬の散歩や歩行者がちらほらいるので注意
受付
オンラインで予約した時間にDMVに行き、建物の中でまず受付を行います。受付が終わった後にテストレーンへ移動するように指示がありますので、この時点では車は普通の駐車場に停めておきます。
受付でチェックされるのは:
車両保険証
自動車登録証
付き添いの人のカリフォルニア州発行の運転免許証
permit
保険証と登録証は、試験を受ける日がカバーされているかを確認を忘れずに。
試験官が試験中に採点を行うEvaluation Score Sheetにサインしたら、保険証などの一連の書類とEvaluation Score Sheetが返却され、車を試験レーンへ回すように指示があります。
車を試験レーンへ移動
付き添い人と一緒に、車を試験レーンへ回します。
私が到着した時は4番目で、試験官は二人しかいないようでした。レーンで20分ほど待ちました。
実技試験開始!
車の中でひたすら待った後、試験官がやってきて、Pre Drive Checklist(手信号やウィンカー)の確認後、路上に出ます。
走行ルート
走行ルートは以下の地図の通りです。なんと、トータル10分でテストが終わってしまいました!たぶんですが、私が出発する頃には試験レーンが満員になっており、早く回すために短めのルートになったのだと思われます。
パラレルパークとバックアップもありました。スリーポイントターンはありませんでした。
試験結果
15個までエラーをしていいのですが、私は6個エラーしました。しかも、そのうち5個はインターセクションでのトラフィックチェックです。しつこいほど、首をブンブン回したつもりでしたが、それでも足りないのか…と驚きでした。
平日の午前中の試験でしたが、犬と散歩中の歩行者が路駐の車を避けるように車道に出てきたり、細い道に右折する際にその道から出てきた車のドライバーがスマホをいじりだしてコーナーからどかないとか、想定外のシチュエーションがいくつかありました。そんな場面でも焦らずに対応できたので、緊張するとは思いますが冷静な判断を心がけると良いと思います。
ちなみに、私の一つ前の人は5分で帰還、不合格だったようなので、簡単と言われるロスガトスDMVでも落ちる人は落ちます。
感想
YouTubeにあるテストルートのビデオを見て同じルートを何度も練習したのですが、私が試験で走行したルートは全然違うルートで、しかもかなり短かったです。試験官も大きな声でハキハキと指示をしてくれたのでわかりやすかったです。どの試験官に当たるか、どのルートになるか、こればかりは運だと思いました。とにかくYouTubeにあるルート以外にも、DMVの周りを運転して慣れておくのが大事かなと思います。
そして、ロスガトスのDMVはスタッフの皆さんが優しかったのが印象的でした。permitを取りに行ったのがサンタクララだったのですが、それと比べると窓口のスタッフも親切でした。
以上、ロスガトスDMVでの運転試験のレポートでした。