ネタバレなし!ル・ポールのドラァグレースに出演したアジア系クイーン達を一挙紹介!
Cover Photo by Brian Kyed on Unsplash (カバー写真はイメージです。)
ドラァグレースとは、ドラァグ界のゴッドマザーとも称されるル・ポールが、アメリカナンバーワンのドラァグスーパースターを決めるという、出演者が毎エピソードで課題に挑戦し、毎回誰かが脱落していくリアリティーショー。出演したクイーン達の生い立ちや、ゲイやドラァグなど他人と違うため苦しんだ経験を経て力強く生きている姿を見ると勇気をもらえますし、みんなメイクの技術やファッションセンスがすごすぎて、そういった面でも楽しめる最高の番組です!
今回この記事では、ル・ポールのドラァグレースに出演したアジア系クイーン達のプロフィールとインスタグラムをご紹介していきます。尚、ネタバレ防止のためにレースの順位や、オールスターへの出場には触れないでおきます。
目次
オンジャイナ – Ongina(シーズン1)
本名:Ryan Ong Palao
誕生日:1982年1月6日
出身地:Seattle, WA, USA
エスニシティー:フィリピン系
記念すべき第1シーズンに出演したオンジャイナ。放映は2009年。小柄で、ウィッグを付けないスタイルが特徴的でした。
ジュジュビー – Jujubee (シーズン2)
本名:Airline Inthyrath
誕生日:1984年6月21日
出身地:Boston, MA, USA
エスニシティー:ラオス系
シーズン2に出演したジュジュビー。ラオス系のアメリカ人。シーズン11に出演したプラスティークはジュジュビーを見てドラァグレースを志したとどこかのインタビューで言っていました。キャラ最高で大好きです。
マニラ・ルゾン – Manila Luzon (シーズン3)
本名:Karl Philip Michael Westerberg
誕生日:1981年8月10日
出身地:Cottage Grove, MN, USA
エスニシティー:フィリピン、ドイツ、スウェーデン系
ドラァグしてない姿はかっこいいお兄さんという感じなのに、基本的に天然なのが面白いです。なんでもマルチにこなす才能も持っていますし、一番好きなクイーンかもしれない!
ラジャ – Raja (シーズン3)
本名:Sutan Ibrahim Karim Amrullah
誕生日:1974年6月14日
出身地:カリフォルニア州ボールドウィン、ロサンゼルスで活動中
エスニシティー:オランダ・インドネシア
ラジャは話し方とかが落ち着いていて、身のこなしが美しく、魔性(?)の魅力を持つクイーンだなと思います。そしてとにかくスタイル抜群!なんでも着こなします。
ジグリー・カリエンテ – Jiggly Caliente (シーズン4)
本名:Bianca Castro
誕生日:1981年11月29日
出身地:フィリピン生まれ、New York City, USAで活動
エスニシティー:フィリピン系
ドラァグネームのジグリーはポケモンのプリンの英語名「ジグリーパフ」から来ているそうで、ジグリーと「ホット・熱い」という意味のスペイン語の「カリエンテ」を合わせたそうです。つぶらな瞳が可愛い。
フィフィ・オハラ – Phi Phi O’hara (シーズン4)
本名:Jaremi Lee Carey
誕生日:1985年10月10日
出身地:San Antonio, TX, USA
エスニシティー:フィリピン系、ポルトガル系
現在はフィフィ・オハラではなく、本名のJaremi Careyとして活動しています。シーズン4の出演者の中で若年者でしたがなかなか強烈なキャラを発揮していました。
ビビアン・ピネー – Vivienne Pinay (シーズン5)
本名:Michael Donehoo
誕生日:1985年8月2日
出身地:New York, USA
エスニシティー:フィリピン系
ドラァグレースではシーズン5時点で4人目となるフィリピン系の参加者です。
ジア・ガン – Gia Gunn (シーズン6)
本名:Gia Kentaro Ichikawa
誕生日:1990年5月10日
出身地:Carpentersville, IL, USA
エスニシティー:日系
今のところ全シーズンで唯一の日系アメリカ人のクイーンです。幼少期に歌舞伎を習っていたため、歌舞伎で女形を演じた経験がドラァグに活かされているそうです。下に日本語で挨拶しているYouTubeのビデオを貼りましたが、上手!
キム・チー – Kim Chi (シーズン8)
本名:Sang-Young Shin
誕生日:1987年8月8日
出身地:Chicago, IL, USA
エスニシティー:韓国系
ドラァグレースに参加する前からその奇抜なスタイルでインスタグラムでかなり有名だったキム・チー。衣装やメイクなどのスタイルにおけるクリエイティビティーとオリジナリティーが群を抜いています。一時期韓国にも住んでいたことがあるそうです。
キモラ・ブラック – Kimora Blac (シーズン9)
本名:Von Nguyen
誕生日:1988年12月15日
出身地:Las Vegas, NV, USA
エスニシティー:ベトナム系
強豪ぞろいかつドラマたっぷりシーズン9に出演。
ユフア・ハマサキ – Yuhua Hamasaki (シーズン10)
本名:Yuhua Ou
誕生日:1990年3月1日
出身地:中国 広州
エスニシティー:中国系
ユフアは東アジアを全面に出したスタイルが多かったのが印象的でした。ハマサキなので、日本人?と他の共演者達に尋ねられた時の微妙な空気がなんとも言えなかったです(笑)
プラスティーク・ティアラ – Plastique Tiara (シーズン11)
本名:Duc Tran Nguyen
誕生日:1997年4月11日
出身地:ベトナム ホーチミン
エスニシティー:ベトナム系
プラスティークはもう美しすぎて!ドラァグ姿も美しすぎるのですが、ドラァグしてない姿はKPOPアイドルかと思いました。ぜひインスタをチェックしてみてください。アリエル姿も神々しい…
ソジュ – Soju (シーズン11)
本名:Tony Hyunsoo Ha
誕生日:1991年5月8日
出身地:韓国で生まれ、アメリカのシカゴで育つ
エスニシティー:韓国系
シーズン11にはアジア系クイーンが二人もいたんです。この記事を書くまで気づかなかったのですが、当時18歳の男性に性的なハラスメントをしたという告発がなされ、ソジュのTwitterアカウントは削除され、インスタグラムも鍵がかかり投稿が閲覧できなくなっています。ここにはドラァグレース公式アカウントの投稿を貼り付けます。ハラスメントの告発文が掲載されているツイートも貼っておきます。
TW: Sexual assault
— Glamour (@GlamourCadaver) January 22, 2021
My experiences with Soju. pic.twitter.com/SAcqQlD3AW
ロック・M・サクラ – Rock M Sakura (シーズン12)
本名:Bryan Steven Bradford
誕生日:1990年10月15日
出身地:Sunnyvale, CA, USA
エスニシティー:フィリピン系・ベトナム系
アニメの影響を色濃く受けたドラァグが特徴のサクラ!歴代の出演者達も、LAやニューヨークで活動するクイーンが多いのですが、サンフランシスコは珍しいですね。
ジャッキー・コックス – Jackie Cox (シーズン12)
本名:Darius Rose
誕生日:1985年4月10日
出身地:Halifax, NS, Canada
エスニシティー:ペルシャ系カナダ人
親の世代がイランからカナダへ移住したそう。イランは西アジアに位置しますのでジャッキーもご紹介!中東の文化に対する姿勢が感動的でした。
カモラ・ホール – Khamora Hall(シーズン13)
本名:Paul Tran
誕生日:1991年9月13日
出身地:Chicago, IL, USA
エスニシティー:ベトナム系
とにかくファッション性が高く、美しいと共演者からも評判のカモラ。シカゴ出身のベトナム系アメリカ人で、シーズン13唯一のアジア系キャストです。
シーズン14 – アジア系出演者なし
オーラ・マヤリ – Aura Mayari (シーズン15)
本名:TBD
誕生日:1991年3月16日
出身地:Chicago, IL, USA
エスニシティー:フィリピン系
ル・ポールのドラァグレースという番組は、過去のシーズンでの出来事や出演者に関する言及がかなり多いため、完全に楽しむにはやはり古いシーズンも全てチェックすることが重要になってきます。
ちなみに私の推しクイーンは、マニラ・ルゾン。ドラァグしてないときのかっこいいアジアのお兄さん的なギャップがすごいのと、とにかくクイーンとしてなんでもマルチにこなす多才さがすごい。
アジア系に限らずだと、ヴィアンカ・デル・リオ、ミス・バンジー、ニナ・ウエストも好きです。ヴィアンカは頭の回転の早さとウィットに富んだ発言がすごい。SHADEに満ちてる!ミス・バンジーはあのガラガラ声で、息をつく間もないような早口で面白いこと連発するので面白すぎて大好き。意外にも真面目で努力家なのも最高。ニナ・ウェストは見るからにいい人っぽいし、AOCも推していた!
ドラァグレースの他にも、優勝しなかったクイーンたちを色々なシーズンから集めて改めて優勝者を決める「オールスターズ」、有名人をドラァグクイーンに変身させてお題をこなす「セレブリティー・ドラァグ・レース」など、派生シリーズもたくさんあるので何度も楽しめるル・ポールのドラァグレースのすごいところ。おすすめです!